7 4月 2017 - 18:28

YKKグループは6日、黒部事業所(富山県黒部市)内の社員食堂が日本イスラーム文化センター(東京・豊島)の「ハラル認証」を取得し、本格運用を始めたと発表した。

豚肉を使わないなどイスラム教徒の戒律に沿ったハラル料理を提供する。アジアで低価格品市場を開拓するため、黒部で外国人技術者の育成を強化する方針で、受け入れ環境を整える。

 同食堂は黒部の研究開発拠点「R&Dセンター」内に設けた。厨房面積は28.83平方メートルで、ミャンマーの5ツ星ホテルで20年以上勤めた外国人シェフらが1日30食程度作る。ハラル専用の食器を使うほか、ベジタリアン向けの特別食も提供する。1月から試験的に提供を始め、改善点など利用者の声を聞いていた。

 同グループは新興国などで大量に流通する低価格品の市場を開拓するため、今後は常時20~30人程度の外国人技術者らを黒部に集めて長期研修や共同開発などを行う方針。従来も短期の研修などを行っていたが、長期滞在者が増えるうえで食環境の整備が必要と判断した。

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